グランドサークルのドライブ旅行におけるドライブの注意点について紹介します

最終更新日:2024年3月30日

グランドサークル

アメリカンドライブの注意点

アメリカでの運転は誰でもはじめは緊張するものです。一旦慣れてしまえば何ということもないのですが、注意すべき点を幾つか挙げてたいと思います。

右側通行

アメリカと日本の交通ルールで大きな違いを一つ挙げるとすれば、右側方向と左側方向の違いです。直線道路では前の車についていけばよいだけですので、それほど問題にはなりませんが、曲がり角や交差点で一瞬戸惑う時があります。

それを防ぐためには、曲がり角や交差点に入る前に頭の中で「右!」と思い浮かべる癖をつけておけばよいでしょう。更におすすめなのは、ハンドルの目立つ場所に「右」と書いたシールか紙を貼っておくことです。無意識のうちに右側通行であることが頭に刷り込まれます。

なお、ハンドルが左ハンドルになりますが、そもそも通行方向が違うのでそれほど気にならない場合が多いです。

駐車場から出るタイミングが要注意

右側通応と左側通行の勘違いですが、ヒヤリとする瞬間が最も多いのは「駐車場から出るタイミング」ではないかと思います。ホテル、お店、観光地から道路に出る際に、一瞬気が抜けてしまい左側車線に行きそうになってしまったというのはよく聞く話です。運転に少し慣れてきた頃に起きがちなヒヤリです。駐車場から出る際は「右!」と事前に唱えることを心がけましょう。

クルーズコントロールは必須

アメリカのレンタカーにはほとんどの車にクルーズコントロール機能が装着されています。スイッチを押すと、アクセルを踏まなくともスイッチを押した時点でのスピードで走り続ける機能です。

アメリカの郊外では交通量も多くなく、道も単調ですので、クルーズコントロールが非常に使いやすいですし、これを使うのと使わないのでは疲労度が大きく違います。気が付かないうちに制限スピードを超えてしまっていたというような問題も回避できます。クルーズコントロールのセット方法は車種によって異なりますので、事前に確認するようにしましょう。

どうしても自信がない場合は

"心がまえ"にも記載したとおり、日本で運転できる方であればアメリカでも間違いなく運転できるはずですが(この点に関しては本当に騙されたと思ってチャレンジしてみてください!)どうしても自信がないという方もおられると思います。特にラスベガスを出発地にする場合、到着後、運転にあまり慣れていない状態で交通量の多いラスベガス市内を走るのが不安と思われる場合もあるでしょう。

そういった方は、ラスベガスの市内を回避して、時計周りコースであればセントジョージあたりまで、反時計周りコースであればキングマンあたりまで移動するという手もあります。そうすれば運転に慣れていない初日に交通量の多い場所を通らずに済みますし、翌日以降の移動が楽になるといメリットもあります。ラスベガスは最終日に観光すればよいでしょう。

ただし、もう一度声を大にして言いたいと思いますが、ラスベガス市内でも、日本で運転できる方であれば問題なく運転ができます!

駐車は前入れで

アメリカでは駐車場では前向きに駐車することが多いです、前向きに入れること自体はそれほど難しくありませんが、後ろ向きに出るときに、後ろの様子を十分に確認して車を動かすようにしましょう。この時、バックカメラがあると非常に楽に車を出すことができます。車両を自分で選べる場合("レンタカーのページ"をご覧ください)、バックカメラのついた車両を選ぶようにしましょう。

車が故障した場合は

最近の車は頑丈なので故障することは滅多にありません。起き得るトラブルとしてはバッテリーあがりとパンクが大半を占めます。バッテリーあがりの場合、基本的にはロードサービスを呼ぶしかないですが、"ブースター機能付きのモバイルバッテリー"を持っていれば自分で対応できます。

パンクについては、まずは道路の路肩の走行はできるだけ避け、パンクの発生を防ぐようにしましょう。それでもパンクしてしまった場合は、自分でスペアタイヤに交換するか、ロードサービスを呼ぶかいずれかになります。

ロードサービスついては、レンタル時にもらう書類に電話番号が書かれています。最初に「ジャパニーズプリーズ」と言えば"日本語で対応してくれるレンタカー会社もあります("レンタカーのページ"をご覧ください)。

交通違反をしてしまったら

万一、スピード出し過ぎてパトカーに追跡された場合、ハザードを出して車を路肩に止め、窓を開けて(話をする意思を示す)、両手はハンドルを握っておきましょう。同乗者は手を上に上げておきます。決してカバンに手を触れてはいけません(銃を取り出そうとしていると勘違いされる)。警察官にIDとドライバーライセンスを見せるように言われたら、パスポート、日本の免許書、国際免許所(又は翻訳物)を提示しましょう。

なお、罰金は1万円~数万円の幅であることが多いです。インターネットからクレジットカードでも支払えますので、支払いに苦労するといったことはありません。このあたりはクレジットカード社会であることを思い知らされる一面です。

とは言え、このような事態が起きないよう、安全運手にはくれぐれも気を付けましょう。

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