最終更新日:2024年3月30日
「グランドキャニオン」や「モニュメントバレー」が大自然の壮大さ味わう場所だとすれば、「アンテロープ・キャニオン」は大自然が創り出した芸術の傑作を鑑賞する場所と言えるでしょう。流れるような曲線美と砂岩の表面の色は世界中の写真家をひきつけてやみません。
ご注意
ツアーに関する情報は特に頻繁に変更されますので、ツアー会社のサイトを必ず確認するようにしてください。Q＆Aも確認されることを推奨します。（必要に応じて翻訳サイトをお使いください）。
最近、シーズンによってはアンテロープキャニオンのツアーの予約が取りにくくなっています。飛行機等予約される前に予約状況を確認することをおすすめします。
ペイジの近隣に位置するアンテロープ‐キャニオンにはアッパーキャニオンとロウワーキャニオン（ローワーキャニオン）の2か所のスポットがあります。基本的には同じような景観の場所ですので、どちらか一方に行くことでよいでしょう。本サイトではロウワーキャニオンをおすすめしています。
ロウワーキャニオンの方が全長距離が長く、より多くの自然美を時間をかけて楽しむことができます。更に、ロウワーキャニオンはハシゴや急な階段があり、ちょっとした冒険気分を楽しめます。小さなお子様のいる場合や、足腰に自信のない場合はアッパーキャニオンを検討しましょう。
アッパーキャニオン、ロウワーキャニオン共にツアーでのみ立ち入ることができ、ロウワーキャニオンの方が入場料が安いです。ツアーではアクセスの容易なアッパーキャニオンに行くケースが大半ですので、アッパーキャニオンの方が料金も高くなっています。
アッパーキャニオンの方が「光の柱」（wikipediaの写真をご覧ください）を見れる可能性が高いと言われていますが、晴天の日のお昼前後の限られた時間にしか見ることができませんので、旅程を制限してまで見る価値があるかどうかは考えた方がよいでしょう。なお、スケールは小さいですが、ロウワーキャニオンでもお昼前後の時間には光の柱を見れる場合があります。
アッパーキャニオン、ロウワーキャニオン共にツアーに参加しないと入ることが出来ません。ロウワーキャニオンのツアーを開催している会社は2社あり、いずれも料金は同じです。Webで表示されている料金は少し異なりますが、税金等を加味すれば料金は同じになります。それなりの料金がしますが、それ以上の感動を味わうことができること受けあいです。残念ながらアメリカ国立公園年間パスは使用できません。
いずれのツアー会社についてもWebから予約することができます。現地集合ですので、予約時間の30分くらい前に下記の地図の場所に集合してください。2つのツアー会社は同じ場所にあります。受付でチェックインをしてツアーの開始を待ちましょう。予約表の印刷を忘れずにお持ちください。なお、カメラは持ち込み可能ですが、荷物はセキュリティーの関係上NGです。財布はポケットに、その他の荷物は車のトランクに入れておきましょう。
以前は予約なしの飛び込みでも参加できたようですが、最近は混みあっており特にお昼前後の時間は予約がないと入れないこともあるようです。Webで予約する際にクレジットカードで支払いをしますので現地での支払いは不要です。直前のキャンセルは費用が発生しますが、悪天候にてツアーが開催されない場合は全額返金されます。
（インターネット上での投稿情報ですので信憑性は保証できませんが）予約さえしていれば、遅れた場合でも別の時間帯のツアーに参加できるようです。予約をしていない場合は門前払いもあるようですが、予約をしていればある程度融通が効くようです。
デジカメのオート設定で撮ると砂岩の色がくすんだ感じになる場合があります。カメラの種類にもよりますが、ホワイトバランス設定を「曇天」（または「太陽光」）に設定するときれいに撮影できる場合が多いようです。
アンテロープキャニオンの「光の柱」を見たいのであれば春～秋のお昼前後に行く必要がありますが、それに拘らなければ、閉鎖度の高い渓谷の中に入っていくスポットですので、時間や季節、天気はそれほど重要ではありません。
アンテロープ‐キャニオンはアリゾナ州の時間帯（グランドキャニオンやページと同じ）です。ユタ州との境界付近にありますので、携帯電話等がユタ州の時間に自動調整されることがありますのでご注意ください。アリゾナ州はサマータイムを採用していませんので時間帯は以下のとおりになります。
