グランドサークルのドライブ旅行における雪道運転やタイヤの注意点について紹介します

最終更新日:2024年3月30日

グランドサークル

アメリカでの雪道運転の注意点

グランドサークルは多くのエリアが乾燥地帯に属するため、基本的には降雪の少ない地域です。しかしながら、グランドキャニオン周辺、キャピトルリーフやブライスキャニオン周辺は冬場は雪が積もることがあります。晩秋(11月)や早春(3月)も季節外れの雪に見舞われることがあります。「雪が積もってしまうと運転が心配だ」「タイヤをスタッドレスタイヤに変えなくてもいいのか」と心配される方もおられるでしょう。

オールシーズンタイヤ

アメリカでは、ほとんどのレンタカーにオールシーズンタイヤというものが季節にかかわらず装着されています。オールシーズンタイヤとは、その名の通り、一年を通して使用できるタイヤで通常の道のみでなく雪道の運転にもある程度の適正を持たせたタイヤです。オールシーズンタイヤが装着されていれば、降雪したからといってノーマルタイヤからスタッドレスタイヤに履き替える必要はありません。

レンタカーを借りる際の確認

アメリカのほとんどのレンタカーにはオールシーズンタイヤが装着されていますが、冬場に車を借りる際には念のために確認するようにしましょう。タイヤにM+SM/SまたはM‐Sといった表示がされています。雪のマークも表示されている場合もあります。オールシーズンタイヤでない場合は係員に申し出れば車を交換してくれます(が、先ほども言いましたが、ほとんどの車にオールシーズンタイヤが装着されています)。自分で車種を選べる場合もタイヤをチェックするようにしましょう。

オールシーズンタイヤ表示の画像

雪道運転の注意点

オールシーズンタイヤは一年を通して使用できる便利なタイヤですが、雪道への適正度はスタッドレスタイヤには一歩及びません。浅い雪や圧雪、シャーベット状の雪であればそれなりに走ることができますが、アイスバーンのような凍結路はオールシーズンタイヤが苦手とするところです(もっとも、アイスバーンの道はスタッドレスタイヤであったとしても細心の注意が必要ですが)。

主要な道路や街中では、積雪があると除雪車による除雪作業が実施されます。朝の早い時間に実施される場合が多いようです。除雪作業が実施されている場合はそれほど大きな心配はないでしょう。除雪作業が実施されていない場合は「急」のつく運転を避けることが鉄則となります。日本で雪道を運転されたことがある方は判ると思いますが、ある程度スピードを出していてもまっすぐに走る場合はそれほど怖くありません。急カーブや急ブレーキを避ける運転を心がけましょう。

アメリカの郊外では交通量も少なく、急カーブや急ブレーキが必要となるケースはあまりないため、雪道運転の経験がなくてもそれほど心配は要りません。安全運転に心がけるようにしましょう!

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